3か月働いたバイト先が閉店した話

タイトルそのまんま。

私にとっては大きな出来事だったから文章化して気持ちの整理をしてみる。

 

 

今年の1月くらいから、バイト先を探していた。以前働いていたカフェが辛くて11月に辞めてから、バイトしてない自分が情けなくてしょうがなかった。あとお金も足りないし。そろそろ真剣にやらなきゃ、と思ってネットでいろいろと調べて何件か面接に行った。思っていたよりも現実は厳しくて、なかなかバイトに受からなかった。「合格でも不合格でも電話しますね」って言われてたのに、なんの音沙汰もなかった時はけっこうへこんだ。(今思えばそういった連絡もできないような会社に勤めたいと思わないけど。)

 

まかないがついて、ランチもディナーも働けて、シフトの融通がある程度きいて、髪色の規定もなくて、おまけにネイルもできる、そんなわがままばっかりの条件でバイト先を探していたけど、私を雇ってくれるところがあった。それがタイトルのバイト先だ。面接をした当日に採用していただいた。「しおりさんいい人そうだから」って言われてやる気が伝わったようで嬉しかった。ただ、私が2月いっぱい実家に帰る都合から、希望していた店舗では働けず、ちょっと離れたところにある場所で働くことを提案された。悩んだけど、もう新しいバイト先を探すことに疲れていて、もうここにしようと決めた。

 

なんだかんだで3月10日から働き始めた。初日は金曜日のディナー。忙しくて無我夢中だったような気がする。(あんまり覚えてない) でも、楽しかったのは覚えている。

 

土地柄もあってか、飲んで騒ぐようなお客さんはあまりいなかった。みんなお酒や食事を思い思いに楽しんでいるいい大人、って感じだった。居酒屋で働いていると、お客さんから結構話しかけられる。「おすすめは?」とか「年齢は?」とか。たわいもない会話をするのがとても楽しかった。「お姉さんの笑顔がいい!」とか「お姉さんのためにまた来るね!」って言ってもらえたことが本当に嬉しくて、認められたようで、このお店を選んで良かったと思った。

 

いつも働いている社員さんは2人。キッチン担当の方とキッチンもホールもお店全般の業務をする店長さん。どっちも男性。最初は何話して良いかわかんなかったし、忙しくなるとちょっと口調が厳しくなったりしてたまに怖かった。だけど、ダメなところはダメだとしっかり言ってくださる方々だった。一度ランチのときにミスを連発してしまったことがあった。私自身も結構へこんでいたときに、店長さんが「今日どうだった?」って話しかけてくれた。いつもは休憩時間に話しかけたりしないのに。「ダメダメでしたね。すみませんでした。」って返すと、「確かにダメダメだったけど、今後どうしていくかが大事だよ。」と言ってくれた。「まだ19歳でカフェの経験がちょっとあるくらいの子を採用したのはこっちの責任。なにもわからないのは当たり前だから、

しっかり仕事ができているかチェックするのもこっちの責任。一緒に頑張ろうね」とも言ってもらえた。ダメダメなりに頑張ろう、ノーミス目指そうって思えた。そうやってしっかりフォローを入れてもらえるのもありがたかった。

 

やっと仕事も一通りこなせるようになってきたあたりで、「6月10日にこのお店は閉店します」と言われた。理由はなんかよくわかんなかったけど、従業員が悪いのではなく、運営会社の意向だ、ということだった。社員さんたちもまだ納得できてない様子だった。私はとりあえずわかりました、とは言ったけど内心パニックだった。そして寂しかった。その後の勤務時間は半分ふわふわした感じだった。

でも、あと2週間で働く場所がなくなるのは冷静に考えてやばい。新しくバイト先を見つけなきゃいけないのは面倒くさい。だけど働かなきゃ遊べない。その日のうちには切り替えて新たなバイト先を探し始めた。無事に今のバイト先と似たような条件のお店に受けることができた。

 

昨日の夜、最後のバイトに行ってきた。なんとなく寂しい感じが漂っていて。常連さんがいっぱい来て、前に働いていたという人も来たりして、楽しいけど切なかった。キッチンの方が「あと1時間で終わってしまう~」って言ったときは、なんて返して良いのか分からなかった。

 

最後の勤務を終えて、社員さんに挨拶に言った。「短い間だったけど働いてくれてありがとね」の言葉がとても重かった。3ヶ月の間にいろいろあったけど、楽しかったことと達成感しか思い出せないから、ここで働けたのは正解だったんだと思う

 

そして明日から新しいお店で働く。正直不安。だけど頑張る。大丈夫だと言い聞かせる。

 

楽しく働けますように~!